10月9日(日)Sunday School は、N-Zoneのオフェンスをコンセプトとし、 Neutral Zone(以下NZ)のプログラムを行いました。グループ戦術中心のトレーニングドリルを行い、最後に条件設定をしたフルアイスゲームを行いました。
1009-Drill
Players
[Duration]
Cycle4 / Week1
[Concept]
NZ / Offense
[Subject]
Neutral Zone Regroup
Double Swing
[Drill] 1) AS-12U Swing shooting
2) AS-12U 2on0 D-D pass double swing
3) AS-12U 2on0 D-D pass double swing with shot Decision Making
4) Full Ice Game(5on0 NZ Regroup → 5on5)
今回のNZ オフェンスは、レーン移動のRegroup をコンセプトとして設定しています。前回はレーンを固定した攻撃に対して、今回は大きくスイングしレーンを移動する戦術です。これは主にパックを持っている選手(この場合DF)に時間とスペースがあり、また相手も引いている状況時に使用できます。また、FWはスピードに乗ったまま相手のゾーンにエントリーできるため守る側にとっては非常に脅威になる攻撃です。
下記の画像、左方向に攻撃する場合、リンクを縦に3分割したエリアをレーン(Lane)と呼びます。左側から「Left - Middle - Right」レーン となります。前回のNZ オフェンスでは、選手がレーンに固定したままAZへエントリーする戦術でした。
レーンと前回のNZオフェンス
今回は、スイングしてLeft からRightへ大きくレーンを移動する戦術です。
1) AS-12U Swing shooting
Key Point(FW)
大きくスイング
レーンを変更
センターライン付近でパスをレシーブ
Key Point(DF)
前後や横に動きながらパスのタイミングはかる
FWがセンターライン付近でレシーブできるタイミングでパス
2) AS-12U 2on0 D-D pass double swing
次にFW2プラスDF2が入り4人が連携するトレーニングです。Drill1と違う点は、F1とF2が同時にレーンを移動(ダブルスイング)する点です。ここでのポイントは、ダブルスイングにより、スピードを持った攻撃をすること。これに加えて味方のD2に対しパスの選択肢を2つ作り出すことです。
Key Point
DF Moving passing and receiving
FW Good timing double swing
3) AS-12U 2on0 D-D pass double swing with shot Decision Making
Drill2に続き、4人が連携する動き方に変更はありませんがコーチが敵役となり、DFの意思決定が加わります。オプションは2つあり、敵のポジションやプレッシャーのかけ方によって最適なプレーを選択し(ライトサイドorミドル)その選択肢からプレーの実行(この場合はパス)をします。
4) Full Ice Game(3on2 A-Zone entry → 5on5)
Drill1〜3をまとめた条件付きのゲームです。1回目のホイッスルで5on0 リグループからスタートします。3秒ほど経過した時点で守りの5人が一斉にスタートして5対5となります。攻撃側はスピードを利用しシュート&スコアが狙いです。一方で守備側はD-zoneへ戻る動き(バックチェック)など相互にゲームセンスを養う狙いがあります。
Goalies
[Drill]
1. Skating Drill
C cut forward & backward
C cut forward Butterfly & backward
2. Station Drill
w-up shooting
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