ASサマーキャンプ2022in安平町開催レポート
- AS Hockey School
- 2022年8月4日
- 読了時間: 4分
AS Hockey Schoolでは7月22日から25日の4日間、北海道安平町にて、未就学児から6年生を対象にサマーキャンプを開催しました。参加してくれたのは、いずれもASの通常メンバーを中心として、HPやSNS(Instagram)をご覧になって、ASが大事にしているスクールスローガン、「Fun & Growth」に共感し全国から集まった子どもたちを交えて、約30名ほどが参加してくれました。

今回のキャンプ最大のテーマは、子どもたちの「楽しさ」と「成長」をどのようにして実現するかということ。初日は緊張の面持ちも、、

先に結論からお伝えしてしまうと、子どもたちから「初日は緊張したけど最後はめっちゃ楽しかった!」「普段とは違うチームとの試合で上手になった!」といった感想が続々と届いたのです。また中には「6年生だから卒業してしまうけれど、もしも中学生対象のキャンプがあればまた来年も参加したいです」と感想をいただきました。

楽しさを育む
キャンプならではの「楽しさ」は参加する子どもにとって実りあるものでありたい。そして提供する私たちもワクワクするものでありたい。今回は、ASレギュラーコーチに加えて、苫小牧の女子チームよりスペシャルコーチとして、道路建設ペリグリン、トヨタシグナスの両チームより選手がスペシャルコーチとして参加していただきました。
道路建設ペリグリン 米山 知奈 選手

ASとしてはコーチの育成を念頭においていることもあり、両チームに相談。この考えに共感をいただき実現。道路建設ペリグリンの寺尾監督からは「選手が実際に子どもに教えることで、選手自身が学ぶべきことも多い。今後の選手の成長のためにもなるはず。」
本企画を通じて、双方にとって成長のきっかけになれたのであれば、それはとても嬉しいことです。スキルの指導に加えて、子供たちとPS勝負やスケーティング勝負なども交えて、子供たちの楽しさを最大限に引き出していただきました。両チームには改めて御礼申し上げます。

* クリスタルブレイズ 西 瑞姫 選手


成長のための環境づくり
キャンプ全体を通じて、成長のために具体的に力を入れて行なったことが、個人スキルの向上+ゲーム内でスキルを使うことをチャレンジすることです。4日間(人によっては2日間)という短い期間で出来ることは限られてしまいます。そこで短期間なのであまり内容は詰め込まず、アイスホッケーにおいて最も大事なポイントだけに絞って、子どもたちにわかりやすく伝えることを心がけました。
個人スキルは、5ステーション+ゴーリーステーションを採用しました。これは通常のスクール時でも採用していますが、通常と違うのは疲労の蓄積を考慮しなければならない点です。疲労度を考慮して、後半はステーションの区分とドリルの内容を変更し実施しました。

7/22-23 プログラムコンセプト / ステーションDrill
キャンプ前半は、AMは5つのコアスキル、PMはTactics(戦術)を入れたコンセプトを設定。


7/24-25 プログラムコンセプト / ステーションDrill
キャンプ後半は、ScoringとTactics(戦術)をメインのテーマとしてコンセプトを設定。


今回のキャンプによって、最初はできなかったスキルやプレーも少しずつ出来るようになって、成長を感じれる時間となりました。友達と過ごす時間によって育まれる「思いやり、協力すること」など内面的な成長も図れることもキャンプで得られるメリットです。


また、現地では北海道チームと2試合対戦。相手は「敵」ではなく自らを成長させてくれるかけがいのない「相手=仲間」です。切磋琢磨できる仲間の存在が自分のレベルを高めるためには必要です。今回は札幌の2チームに対戦いただきました。
7/23 対戦チーム 札幌イーグルスさん
Instagramへの投稿もありがとうございます。対戦、誠にありがとうございました!

7/24 対戦チーム 星置ケッターズさん
Instagramへの投稿もありがとうございます。対戦、誠にありがとうございました!

最後に。
まずはじめに、夏休み最初の週末に、はるばる北海道へお集まりいただきました保護者をはじめ、子どもたちに対しまして、深く感謝申し上げます。サマーキャンプ最終日、コロナウイルス陽性者1名が発生しご心配をおかけしました。罹患された方には1日も早いご回復をお祈りしております。これによって一部スケジュールの変更になりキャンプが終了となりましたことお詫び申し上げます。
今後も子どもの笑顔、楽しさ、成長を企画の軸として、各種イベント、地方でのキャンプを開催する予定です。一回一回を一生懸命形作っていく所存です。どうぞ、今後もよろしくお願い申し上げます。
最後に対戦していただきました現地チームの札幌イーグルス様、星置ケッターズ様、の両チームに対して感謝申し上げます。
AS Hockey School ファイトー!笑顔のために。





