前回開催3月9日(水)につづき、第2回目、3月23日(水)アクアリンクちばにて千葉県IH連盟 × AS Hockey School が開催されました。関東周辺から集まった子どもたち2日間累計70名以上が参加しました。参加した子どもたちは元気いっぱいにアイスホッケーを楽しみました。
2回目の開催では千葉県国体成年チームから7選手がコーチとして参加しコーチングをサポートいただきました。
田部 瑛介(タベ エイスケ)選手のコメント
「練習終わりにコーチ1人1人にお礼の挨拶をしに来てくれた選手がいたことです。挨拶は当たり前のことではありますが、自らお礼を言いに来てくれた子どもたちに感銘を受けました。恥ずかしながら、自分が同じ年代の時には、出来なかったことです。当たり前のことを当たり前のようにすることは案外難しいことです。そういった礼儀を学び、実践することがスポーツを通して経験できることであり、スポーツマンシップに繋がると考えております。こういった点に改めて気づかせてもらいました。」
河田 隼也(カワダシュンヤ))選手のコメント
「今まで私は自分のためにしかホッケーに触れてきませんでした。自分が試合に出ることであったり、夜遅い時間であっても練習をしたりと自分中心でホッケーをしてきました。客観的にホッケーを見てみたいという気持ちが少なからずありました。ただ、コーチを私自身したことがありませんでした。どうしたら上手くなれるか。今のはどうしたらよかったか。と質問をしてくれたときは素直に嬉しかったです。正直上手く教えることができたかはわかりません。ただ、自分の思うことは伝えることができたと思います。自分のためでなく、他人のために時間を使い、尽くすことができる「コーチ」の方々を改めて尊敬しています。」
矢島 龍 (ヤジマ リュウ))選手のコメント
「メニュー毎に初めは上手く出来なかった子達も後半には少しずつではありますが出来る様になるのを見ることができ嬉しい気持ちがありました。今まで教えてもらってきた側から指導者側へとなり、指導者の偉大さを体験しました。子供たちはシンプルに可愛いです。今回は本当にありがとうございました。」
須藤 水晶(スドウ ミズキ)選手のコメント
「私自身子供の頃から競技としてアイスホッケーを続けてこられたのは楽しさが1番だと思っています。アイスホッケーの魅力を子供達に伝えたい。これまでの私の経験を生かして私にアイスホッケーという競技で何が残せるのか考えながらコーチをしています。村井さんや黒川さんの子供への接し方、練習メニューを見て初心に帰ることができ、学ぶものが多くとてもいい経験になりました。アイスホッケーがもっと有名になるために、子供達の未来をしっかり支えてあげられるようなコーチになりたいと改めて思うことができました。」
谷口 嘉鷹(タニグチ カヨウ)選手のコメント
「スクールに参加する子供たちのアイスホッケーが大好きでたまらない想いを感じることができ、少しでも力になれたらと思い、今回2回とも参加させて頂きました。僕も小学生の頃に多くのスクールに参加してきましたが、小さい頃に通ったスクールでの練習は成長してからも決して忘れることはありません。だからこそ、下手なことは出来ないという思いで取り組みました。初めは若干の緊張と共にスタートしましたが、終わってみればこの企画に参加できてコーチという教える立場でありながら自分自身も成長する刺激的な機会になりました。
自分が当たり前のように出来ていることでもそれを子供たちが出来る様に伝えるには上辺だけのコミュニケーションでは到底伝わるはずもなく、熱意を持って接することで初めて子供たちはアクションを起こしてくれる。そんなことから教えることの難しさを痛感し、改めて相手の立場になって考えることの重要性を学ばせて頂きました。」
町野 広光(マチノ ヒロミツ )選手のコメント
「上手く行ったと笑顔を見せる子、どうすれば上手くできるか考える顔やシュートを入れることができなくて悔しがっている顔など、練習でこんなに様々な表情を見せることが指導者として上手くコーチングできていることなのかなと私なりに考えることができました。
アイスホッケーという素晴らしいスポーツをプレーする一個人同士、少しでも長くプレーを続けて好きなままでいてほしいです。そのためには何が必要で何を教えなければならないのか、それを考えることができる時間だったと思います。」
2日間を振り返り、もう一度開催されるとしたら、参加してみたいですか、という質問には「ぜひ参加したいです。」とコメントを残していただきました。
千葉県アイスホッケー連盟および千葉県国体成年チーム選手の皆さん、心から感謝申し上げます。
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